季節を漬ける
今年も梅仕事の時季がやってきました。「ぬかどこに梅干しの種を入れて置くと、ふしぎと香りがいいんです」と以前お客様から教えて戴きました。
この時季に出回る新生姜がぬか漬にすると美味しいと知ったのは、野菜を届けてくださった農家さんからでした。
講座では「ぬかどこの水分が多くなったときに旨味である水分は捨てないで、生ぬかを足してください。野菜を干してから漬けるというのもお薦めです」と伝えているのですが…
「ぬかどこの水分が多くなった時は、干し大根や干し椎茸を漬けて水分を吸わせています。漬けた乾物は炒めものの具材などにも合いますよ」と先日教えていただきました!
日照不足の梅雨時は、太陽の光を浴びてつくられる乾物を食べる風習が昔からあったとか。あいかわらず皆さんに教えていただくことばかりの日々です。
写真は生姜の仲間たちのイラスト壁画
Ginger Garden , Singapore Botanic Gardens
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