漬物語

1953年

兵庫県で醸造業を営んでいた創業者・池田恵が上京し、東京都世田谷区内で小さな漬物屋をはじめる。


1984年

二代目・池田延が後を継ぎ、法人化申請。「池田屋漬物店は既に登録済」と言われて、樽に書いていた屋号○にイの字をあてて「株式会社マルイ漬物」とする。

当時ぬか漬物を中心に販売していたが、熟成した「季節を漬けるぬかどこ」の販売もはじめる。


2000年

三代目・修行開始。元気な畑で育った原材料野菜を求め畑を廻り、新たに木樽職人を探し、各地に伝わる多様な発酵文化に接する。


2003年

三代目として森真希子が代表就任。料理教室、学校、公民館、個人の御宅などで、「出前ぬかどこ講座」をはじめる。


2011年

世田谷区北沢の工房老朽化のため商品の製造を休業。木樽は福島で被災し長野県に移り住まわれた農家さんのご要望で譲渡

事務所を創業者ゆかりの兵庫県姫路市に移す。

「出前ぬかどこ講座」を続けながら現在に至る。

創業当時から使い続けてきた木樽は譲りうけたものでしたが、江戸時代から使われていたため鉄製のタガが緩み使用できなくなったため、写真木樽は2005年から新たに作り直したもの。

<現在は長野県の農家さんに譲渡 >

発酵という自然と時間の恩恵を受けてできあがる漬物のひみつは、元気なぬかどこにあります。